【滑る・剥がれる】給食室の洗浄室床、事故や食中毒を防ぐための「改修の正解」とは?

学校給食センターや病院、老人ホームなどの給食施設において、最も過酷な環境にさらされ、かつ最もトラブルが頻発するのが「洗浄室」の床です。調理場(ドライ運用)は綺麗でも、洗浄室に行くと「床の塗装が剥がれてコンクリートが見えている」「常に水たまりができている」「ヌルヌルして滑りやすい」といった問題を抱えている現場は少なくありません。


毎日大量の食器や調理器具を洗い、熱湯や強力な洗剤が飛び交う洗浄室は、建物の床にとって非常にダメージを受けやすい場所です。「何度直してもすぐに剥がれてしまう」と諦めかけている施設管理者様もいらっしゃいますが、それは単に「選び方」が間違っているだけかもしれません。


床の状態が悪化すると、単に見栄えが悪いだけでなく、そこで働くスタッフの転倒事故や、最悪の場合は食中毒などの衛生事故につながるリスクがあります。この記事では、なぜ洗浄室の床はすぐに傷むのかという根本的な原因と、HACCP(ハサップ)対応や労働安全を守るために知っておくべき「床改修の正解」について、専門業者の視点から解説します。


【目次】

  • なぜ洗浄室の床はすぐダメになるのか?(プロの解説)
  • 放置は危険!HACCPと労災のリスク
  • 洗浄室に適した「床選び」3つの条件
  • 【解決策】株式会社AIMの「高耐久・短納期」施工
  • まとめ・無料現地調査の案内




■ なぜ洗浄室の床はすぐダメになるのか?(プロの解説)

一般的な倉庫や廊下の床なら10年以上持つのに、なぜ洗浄室の床は数年、早ければ数ヶ月でボロボロになってしまうのでしょうか。そこには、洗浄室特有の「2つの強敵」が存在します。このメカニズムを理解せず、ただ表面を塗り直すだけの工事をしても、同じ失敗を繰り返すことになります。



・ 見えない破壊力「熱衝撃(ヒートショック)」

一つ目の原因は「温度差」です。洗浄室では、食器洗浄機から排出される80℃〜90℃近い熱湯が床に流れます。その直後に、清掃のために冷たい水を流すこともあるでしょう。


物質は温まると膨張し、冷えると収縮します。コンクリートの床と、その上に塗られた塗床材(樹脂)は、それぞれ膨張・収縮の比率が異なります。短時間に急激な温度変化が繰り返されることで、床材とコンクリートの接着面に強烈な負荷がかかり、無理やり引き剥がそうとする力が働きます。これを「熱衝撃(ヒートショック)」と呼びます。

耐熱性のない一般的な塗床材や、施工不良の床は、この熱衝撃に耐えられず、浮きや剥がれを起こしてしまうのです。



・ 強力な洗剤による「化学的侵食」

二つ目の原因は「薬品」です。給食等の洗浄室では、油汚れを落とすための強力なアルカリ性洗剤や、除菌・漂白のための塩素系薬剤が日常的に使用されます。


コンクリートはアルカリ性ですが、酸や特定の化学物質には弱く、また一般的な塗料も薬品によって溶けたり、ボロボロに劣化(白化)したりします。剥がれた箇所からコンクリート内部に洗剤成分や油が染み込むと、床の強度が低下し、次に塗装しようとしても「油分が邪魔をして塗料がくっつかない」という悪循環に陥ります。




■ 放置は危険!HACCPと労災のリスク

「予算がつくまで騙し騙し使おう」と、劣化した床を放置することは、施設運営において非常に大きなリスクを背負うことになります。特に近年厳格化されているHACCP(衛生管理)の観点と、労働安全衛生の観点から、その危険性を見ていきましょう。



・ 菌の温床となり、食中毒リスクを高める

床の塗膜が剥がれたり、ひび割れ(クラック)が生じたりすると、その隙間に汚水や食品残渣が入り込みます。どんなにデッキブラシで擦っても、隙間の奥に入り込んだ汚れを取り除くことは不可能です。


そこはサルモネラ菌や黄色ブドウ球菌、O-157といった食中毒菌の格好の繁殖場所(温床)となります。人が歩くたびに隙間から汚染水が染み出し、靴裏を介して調理エリア(清潔区域)に菌を持ち込んでしまう「交差汚染」のリスクが高まります。保健所の検査でも当然厳しく指摘されるポイントであり、衛生管理を徹底するなら、床の健全化は避けて通れません。



・ 「滑り」によるスタッフの転倒事故

洗浄室は常に床が濡れているため、ただでさえ滑りやすい環境です。さらに床材が劣化して表面の凹凸(防滑機能)がなくなったり、逆に油分を含んだコンクリートが露出してヌルヌルした状態になると、転倒リスクは跳ね上がります。


熱湯や重い食器カゴを扱っている最中にスタッフが転倒すれば、大火傷や骨折などの重大事故につながりかねません。これは単なる個人の不注意ではなく、安全な職場環境を整備しなかった「施設側の安全配慮義務違反」と問われる可能性があります。スタッフが安心して働ける環境を守るためにも、床の防滑対策は必須条件です。




■ 洗浄室に適した「床選び」3つの条件


洗浄室の床改修を成功させるためには、家庭用や一般店舗用の知識は通用しません。「過酷な環境に耐えられる機能」を持った専用の床材を選ぶ必要があります。業者と打ち合わせをする際に、必ず確認すべき3つのポイントを挙げます。



・ 1. 「耐熱・耐薬品性」に優れた厚膜型塗床材

まず絶対条件となるのが、熱湯と洗剤に耐えるスペックです。一般的な薄い塗装(エポキシ樹脂の薄膜など)は、洗浄室の環境下ではすぐに剥がれてしまいます。


プロが推奨するのは、「水性硬質ウレタン」などの耐熱・高耐久な塗床材です。これはコンクリートに近い熱膨張係数を持っているため、熱湯がかかっても急激な温度変化による剥離(ヒートショック)が起きにくい性質があります。また、酸やアルカリにも強いため、業務用の強力な洗剤を使っても床が溶ける心配がありません。多少コストは上がっても、数ヶ月で剥がれるものを何度も塗るより、一度の工事で長期間維持できるこちらのタイプを選ぶのが正解です。



・ 2. 水濡れでも安全な「防滑(ノンスリップ)加工」

労働災害を防ぐためには、床の表面仕上げが重要です。「ツルツルで掃除しやすい」ことと「滑らない」ことは相反する要素ですが、洗浄室では後者を優先、あるいは両立させる技術が求められます。


樹脂の中に珪砂(けいしゃ)などの骨材を混ぜ込み、表面にあえてザラつきを持たせることで、水や洗剤で濡れていても靴がグリップする状態を作ります。業者によっては、この防滑のレベル(骨材の粗さ)を調整できる場合もあるので、現場の油の量や水の量に合わせて調整してもらうと良いでしょう。



・ 3. 隅まで洗える「R(アール)加工」

床の材質だけでなく、壁とのつなぎ目(巾木部分)の形状も重要です。床と壁が直角(90度)に交わっていると、その隅にゴミや汚水が溜まりやすく、デッキブラシも届きにくいため不衛生になりがちです。


HACCP対応の現場では、この角を曲線状に仕上げる「R加工」が推奨されています。水切れが良く、汚れが溜まらない構造にすることで、毎日の清掃時間を短縮し、常に清潔な状態をキープしやすくなります。




■ 【解決策】株式会社AIMの「高耐久・短納期」施工


「今の業者はすぐ剥がれると言い訳ばかりする」「予算が限られているが、しっかりした工事をしたい」。そんな施設管理者様は、ぜひ株式会社AIM(エイム)にご相談ください。

私たちは、学校給食センターや食品工場など、衛生基準の厳しい現場での施工実績が豊富な「塗床・防水の専門会社」です。AIMが選ばれる3つの理由をご紹介します。



・ 実績:食品工場の厳しい基準をクリアする技術力

私たちは、大手自動車工場や大規模食品工場など、一般の塗装店では対応できないような特殊な現場を数多く手がけています。

洗浄室の床改修においても、ただ塗るだけでなく、下地(コンクリート)の状態を診断し、油分除去や不陸調整(凸凹を直す)などの下地処理を徹底した上で、最適な高耐久樹脂を施工します。「剥がれない床」を作るためのノウハウが違います。



・ 対応力:学校の長期休暇や、土日祝日の「短納期施工」

給食施設や病院にとって最大の悩みは「工事のために稼働を止められない」ことだと思います。

AIMでは、速乾性の材料や効率的な工程管理を駆使し、学校の夏休み・冬休み期間中の集中工事や、病院・施設の土日祝日のみを使った工事など、お客様のスケジュールに合わせた柔軟な対応が可能です。「金曜の夜から工事に入り、月曜の朝には使えるようにしたい」といったご要望もお任せください。



・ コスト:職人直営価格で、限られた予算を最大化

公共施設や民間施設の修繕予算には限りがあります。AIMは下請けを使わない「完全自社施工(職人直営)」のため、大手ゼネコンやリフォーム会社経由で依頼する場合に比べて、中間マージンを大幅にカットできます。

浮いたコストを、より性能の高い材料費に回すことができるため、同じ予算でもワンランク上の「長持ちする床」を手に入れることができます。


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■ まとめ・無料現地調査の案内


洗浄室の床は、働く人の安全と、提供する食事の安全を守る「最後の砦」です。

「滑って転倒事故が起きた」「食中毒が発生した」となってからでは取り返しがつきません。床のひび割れや剥がれは、施設からのSOSサインです。


「予算内でどこまでできるか知りたい」「長期休みに合わせて工事を検討したい」など、まずはどのようなことでもご相談ください。プロの目で現地を調査し、最適なプランをご提案いたします。


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