塗床工事とはどういうもの?詳細と工事の手順を紹介

埼玉県所沢市を中心に塗床工事を行っている株式会社AIMです!

工場や飲食店の厨房の床は不思議な色になっている事を見た事はありますでしょうか?

実はその床はただの床ではなく、「塗床」という工事を行っている床なのです。今回はその塗床についてと工程をご紹介します!



塗床工事とは?


塗床工事は、工場や飲食店などの商業施設で行われる床の補修や仕上げのための工事です。この工事は、床の表面に塗装を施すことによって、床面の保護や美観の向上を図ることを目的としています。以下では、塗床工事について詳しく説明します。



塗床工事は、主に以下の目的で行われます。


床面の保護:床材を傷や汚れから守り、寿命を延ばす。

衛生管理:食品工場や飲食店では、清潔さが求められます。塗床は清潔性を向上させ、衛生管理を容易にします。

安全確保:滑りやすい床面に対して、滑り止めの効果をもたらす。

視覚的な美観:床面を美しく仕上げ、建物全体の印象を向上させる。



塗床工事の主な手順


塗床工事は、以下の主な手順で実施されます。


ステップ1: 計画と準備

最初に、工事計画を立てます。床の種類や使用状況、目的に応じて最適な塗料やコーティング材を選定します。また、作業範囲を確定し、必要な準備作業を行います。これには、床面の清掃や補修、障害物の移動などが含まれます。


ステップ2: 床面の下地処理

塗床工事の耐久性や仕上がりの品質を向上させるために、床面の下地処理が行われます。これには、古い塗膜や汚れ、油脂、ひび割れなどの除去作業が含まれます。専用の機械や工具を使用して、床面を平滑化し、均一な状態に整えます。


ステップ3: 床材の施工

下地処理が完了したら、塗料やコーティング材の施工が行われます。使用される床材は、目的や使用状況によって異なりますが、一般的には以下のような種類があります。


3.1) エポキシ樹脂系塗料:耐久性や耐薬品性に優れ、清掃が容易なため、食品工場や倉庫などでよく使用されます。

3.2) ポリウレタン系塗料:耐摩耗性や耐薬品性に優れ、美しい仕上がりを持つため、商業施設やオフィスなどでよく使用されます。

3.3) MMA(メタクリル酸メチル)系塗料:施工時間が短く、耐久性や耐化学性に優れているため、急速な施工を必要とする場所で使用されます。


床材の施工は、専用のローラーやブラシ、スプレーガンを使用して行われます。均一な塗膜を形成するため、施工には専門知識と技術が必要です。


ステップ4: 仕上げ作業

塗料やコーティング材の施工後、仕上げ作業が行われます。これには、塗膜の乾燥や硬化、仕上げの研磨や磨き作業が含まれます。塗床工事が完了するまでには、塗膜の乾燥時間が必要であり、場合によっては複数の層を施工する必要があります。


ステップ5: アフターケア

塗床工事の完了後、定期的なメンテナンスと清掃が必要です。適切なメンテナンスを行うことで、塗床の寿命を延ばし、美観や機能性を保つことができます。具体的なメンテナンス方法は、使用された床材や環境によって異なりますが、通常は定期的な清掃や再塗装が含まれます。


以上が、工場や飲食店で行われる塗床工事の概要と主な手順です。塗床工事は、床面の保護や美観向上、衛生管理の向上など、さまざまな利点をもたらします。専門知識と技術を持った専門業者によって行われることが望まれるため、工場や飲食店が塗床工事を検討する場合には、専門家の助言を受けることをおすすめします。



塗床工事を初めて行うという担当者様も多いと思いますので、わからない時は専門の業者に相談をしてみましょう。

AIMはご相談からお気軽に受けているので、困った事があれば是非一度ご相談ください。