皆さん、こんにちは。埼玉県所沢市を拠点に、地域密着で塗床・防水・塗装工事を手掛けている株式会社AIMです。
監査に向けてどのような床材を選べばいいかお悩みの方も多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、食品衛生法やHACCPの基準を満たす厨房には、汚れや水が染み込まない「不浸透性」の床材と、継ぎ目のないシームレスな施工が不可欠です。熱湯や酸に強い「水性硬質ウレタンモルタル」を用い、壁との隙間をなくすR巾木加工を施すことで、監査に強く清潔な環境を維持できます。
この記事で得られる3つの重要ポイントは以下の通りです。
まずは全体像から押さえていきましょう。
- 飲食店の食中毒リスクは非常に高く、床のひび割れや水溜まりは監査で厳しく指摘される
- 法律で求められる清掃しやすさを保つには「不浸透性」と「R巾木加工」が重要
- 一般塗料は熱湯や油ですぐ剥がれるため、耐久性に優れた専用材と専門業者の施工が必須
目次
- 食品衛生法とHACCPに対応する厨房の床とは?監査で指摘されるリスク
- 衛生基準で求められる「不浸透性材料」と「R巾木」の重要性
- 【失敗例】厨房の過酷な環境に耐えられない不適切な床材選び
- 監査をクリアし長持ちする厨房の床材と改修のポイント
- よくある質問
- まとめ:食品衛生法に適した床材への改修は実績あるAIMへ
■ 食品衛生法とHACCPに対応する厨房の床とは?監査で指摘されるリスク
食品衛生法が改正されHACCPに沿った衛生管理が義務化された現在、清掃が不十分になりやすい「床の劣化やひび割れ」は、重大な衛生リスクとして監査で厳しくチェックされます。
まずは、現在の衛生管理の状況と監査の厳しさについて確認しましょう。
・飲食店・食品工場で相次ぐ食中毒の現状と監査の厳格化
厚生労働省の令和5年のデータによると、食中毒の総事件数は1,021件に上り、そのうち飲食店の割合は47.9%を占めています。
食中毒を一度でも起こせば、事業停止処分や信用失墜に直結します。そのため、保健所の監査基準も年々厳格化されており、施設の設備面での対応が急務となっています。
・床の「ひび割れ」や「水たまり」が重大な指摘事項になる理由
保健所の監査において、床のひび割れや水溜まりが優先的に指摘されやすいポイントであることは、業界の一般的な傾向としてよく知られています。
なぜなら、ひび割れた隙間や水溜まりにはバクテリアが爆発的に繁殖しやすく、そこから交差汚染(菌が他の食材に移ること)を引き起こす原因となるからです。床の平滑さと清潔さは、衛生管理の一丁目一番地なのです。
参照URL:令和5年食中毒発生状況
■ 衛生基準で求められる「不浸透性材料」と「R巾木」の重要性
衛生的な厨房を保つための法的要件として、水や油が染み込まない「不浸透性」の床材であることと、汚れが溜まりやすい床と壁の隅をなくす構造が求められます。
ここでは、監査をクリアするための具体的な仕様について解説します。
・水やバクテリアの侵入を防ぐ「不浸透性・シームレス」な床
食品衛生法では、厨房の床は「不浸透性」の材料で作ることが定められています。不浸透性とは、文字通り「水や油、汚れが内部に染み込まない性質」のことです。
コンクリートむき出しの床は水を吸ってしまうためNGです。また、タイルのように目地(継ぎ目)がある床も汚れが溜まりやすいため、継ぎ目のない(シームレスな)塗床材を施工することが推奨されています。
・壁と床の隙間の汚れを防ぐ「R巾木(アールはばき)」加工
もう一つ重要なのが「R巾木」という構造です。R巾木とは、床と壁の直角に交わる部分を、なだらかなカーブ状にして汚れを溜めないようにする加工のことです。
直角のままだと隅にゴミが溜まりやすく、清掃も困難です。R巾木にすることでデッキブラシによる水洗いが劇的にしやすくなり、衛生状態を常に高く保つことができます。
参照URL:床材カタログ資料(エービーシー商会)
■ 【失敗例】厨房の過酷な環境に耐えられない不適切な床材選び
コスト削減のために一般店舗用の薄膜塗料や安価な床材を選ぶと、熱湯や油のダメージに耐えきれず、すぐに剥がれて労災事故や衛生トラブルを引き起こします。
よくある失敗事例と、そこから学ぶべき注意点をお伝えします。
・熱湯(熱ショック)や酸で一般的な塗料が剥がれるメカニズム
一般的に、茹で麺機や釜の前など、熱湯が直接落ちる場所から床がえぐれていくケースは非常に多く見られます。一般的なエポキシ塗料などは急激な温度変化に弱く、割れてしまうからです。
安価な工法を選んでしまうと、数ヶ月で再工事が必要になり、結果的に工場の稼働を止める回数が増え、高くついてしまうという事実があります。
・床材の劣化や剥がれが招く従業員の転倒事故(労災リスク)
床材が剥がれたり、水はけが悪くなったりすると、従業員が足を滑らせて転倒するリスクが高まります。
労働災害の防止という観点からも、安全で滑りにくく、かつ劣化しにくい丈夫な床材を選ぶことは、事業者の重要な義務と言えます。
参照URL:エイジフレンドリー補助金リーフレット
改修の進め方について知りたい方はこちらをご覧ください。
■ 監査をクリアし長持ちする厨房の床材と改修のポイント
厳しい厨房環境には、圧倒的な耐熱・耐薬品性を誇る「水性硬質ウレタン」などの専用塗床材を選び、排水溝周りまで一体で施工することが解決策となります。
長期間安心して使える床を作るためのポイントを解説します。
・熱湯・油・酸に強い「水性硬質ウレタンモルタル工法」の推奨
食品工場や本格的な厨房に最も適しているのが「水性硬質ウレタンモルタル」です。これは熱湯を直接かけても剥がれない圧倒的な耐熱性を持ち、油や洗剤の酸・アルカリにも強い素材です。
厚みを持たせて施工するため耐久性も抜群であり、一度しっかり施工すれば長期間にわたって衛生的な環境を維持できます。
・自社一貫施工で排水溝まわりまで確実に対策できる業者を選ぶ
完璧な塗床を施しても、排水溝が詰まっていたり勾配が悪かったりすれば意味がありません。
床塗装だけでなく、側溝の補修やグレーチングの交換までを一括で引き受けてくれる自社一貫施工の業者を選ぶことで、漏れのない確実な衛生対策が可能になります。
■ よくある質問
監査対策や床材改修についての疑問にお答えします。
Q1:R巾木(アールはばき)とは何ですか?なぜ必要なのですか?
壁と床が交わる隅の部分(直角コーナー)を、なだらかなカーブ状にする施工のことです。直角だとゴミや水が溜まりやすくバクテリアの温床になりますが、R巾木にすることでデッキブラシ等での清掃が劇的にしやすくなり、衛生基準を満たしやすくなります。
Q2:厨房の営業を止めずに床材の改修は可能ですか?
可能です。閉店後の夜間や休業日を利用し、超速硬化材料(MMA樹脂など)を使用することで、短い時間で床を歩行可能な状態にする短期施工のご提案ができます。
Q3:現在タイル張りですが、衛生基準を満たす塗り床に変更できますか?
状態によりますが、タイルの上から適切な下地処理を行うことで、継ぎ目のない(シームレスな)不浸透性の塗床材を施工することは可能です。現地調査で最適な方法を判断いたします。
■ まとめ:食品衛生法に適した床材への改修は実績あるAIMへ
食品衛生法やHACCPの監査をクリアするには、水や油が染み込まない不浸透性の床材と、R巾木など清掃性を高める構造への改修が不可欠です。過酷な厨房環境に耐えうる専門的な工法で、食中毒や労災リスクを根本から排除しましょう。
株式会社AIMは、食品工場や飲食店の厨房など、厳しい衛生基準が求められる現場での塗床工事に豊富な実績があります。水・熱・酸に強い水性硬質ウレタンのご提案や、短工期で完了するMMA工法、さらにR巾木やグレーチング等の付帯工事まで、自社一貫施工でサポートいたします。
「次回の監査に向けてHACCP対応の床に改修したい」「ひび割れや黒ずみがひどく、衛生面に不安がある」という担当者様は、ぜひご相談ください。
ちょっとした疑問からでも大丈夫です。

